前回までのあらすじ。
2回目のデート
ご存知の通り、私は大量ニキビができてしまったので、どうにかして隠さないと!という思いがありました。
なので、この日はハイネックに髪を下ろして帽子を被り、できる限りニキビが見えないように努力しました。
待ち合わせ
私の方が早く待ち合わせ場所に着いて少ししてからキャリーバッグを引いた年下くんが登場。
(そういえば連休は実家に帰るって言ってたっけ)
実家に帰るのは本当っぽい。←
お待たせ!仕事疲れたけど何とか終わらせてきたよ!
じゃあ行こっか(^^)
(!? ちょっと!にんにく臭っ!( •́ฅ•̀ )めっちゃにんにくのにおいするんだけど…。
仕事嘘なの分かってたけど絶対さっきまで誰かと一緒だったじゃん。昨日食べたにおいじゃないよ。ブレスケア食べてきてよ!( ⚭-⚭))
そんなにんにく臭強めの年下くんと話しながら私が探したカフェに向かいました。
カフェ
連休中なので案の定激混み。設置されたイスに座りながら並ぶことに。
メニューも決まり話していたら年下くんが突然…
このピアス可愛い♪
どんなのしてるの?見せて(^^)ノ
と言いながら なんと!耳を触ってきました!
!?
(耳はダメ!!Σ(⚭-⚭;)
引くくらいブツブツなんだから!もうやだーー!!(´;ω;`))
…絶対見られたと思う。笑
もういいよ!( ⚭-⚭)
と言い、彼の手を軽く振り払いました。
振り払われて少しビックリした様子だったけど私はそれどころじゃない。
彼に見られたくないとかではなく、コンプレックスを見られたようなものだからすごく恥ずかしくて嫌だった(´;ω;`)どんな人であってもね。
そんな事もありながら無事にカフェ入店。
他愛のない話をしながらスイーツを食べる。
ここで思いました。
遊び人とのデートは悔しいけどすごく楽しい!会話の弾ませ方がうまいし、色々とスマートだし女の子の喜ぶ事を分かってる。ヤリモク抜きで考えるとこの前のデートも楽しかった。
まぁ、それが彼らの手口ではあるんだけど。
そしてカフェを出ました。
移動中
どうしよっかぁ〜。近くにカップルシートで観れる映画館があるから行ってみよっか(^^)
内心嫌だなぁ〜と思いながらも外が寒すぎた為とりあえず行くことに。
映画館の立地と人気の映画が公開されていたこともあってどの上映時間も満員。( ◜ᴗ◝)わーい♪
映画館を出て、お店は決まってないけど歩きながら夜ご飯を食べれるところを探すことに。
年下くんがキョロキョロそわそわしながら
せっかくだからいいお店に行きたいよね(^^)
いいお店、いいお店…。
美味しいご飯…ブツブツ。
正直、今まで払ってくれていたので次もご馳走してくれるのを分かっていました。
もし、最終的にホテルに誘うつもりでいるのなら、お金をかけてくれていいムードで過ごした後に断るのってすごく断りずらいと思うんです。
なので…
普通のお店でいいよ(^^)
焼き鳥とか食べたいな。
え…、普通の居酒屋でいいの!?(^_^;)
美味しいお店いこうよ!(^^)
今は焼き鳥が食べたい気分なんだよね。
年下くんも焼き鳥好きだって言ってたよね♪会社の人と仕事終わりにこの辺よく行くって言ってたし、行きつけの焼き鳥屋さんとかある?( ◜ᴗ◝)
え…。焼き鳥なら3件くらい知ってるけど…
え〜、本当に焼き鳥でいいの?(^_^;)
全然いいよ!( ◜ᴗ◝)
あえてムードが1ミリもないところを言いました。
いま自分の意志を通さないと後で断る方が面倒な事になる!
と思い、冷静さを保ちつつ意志を通しました。←これほんと大事です。
歩いて立ち止まってを繰り返しながら「え〜(^_^;)」とか「本当に焼き鳥いくの?」と何回も言われましたが意志を曲げなかったです。
その時はすごく焼き鳥が好きな女になっていたと思います。笑
焼き鳥屋さんに向かい始めてすぐ、彼が歩きながら小声で電話をし始めました。
風の音もありハッキリ聞こえませんでしたが
~。キャンセルでお願いします。
え…?キャンセル?( ◜ᴗ◝)
お店予約してる素振り全然なかったし何をキャンセルしたの?( ◜ᴗ◝)
怖いんだけど。
タイミング的に私に関係してそうだし、キャンセルできたなら良かった。
焼き鳥居酒屋
年下くん行きつけのおすすめの焼き鳥居酒屋に到着。
綺麗めなお店ではなく狭くて赤提灯系の味のあるお店です( ◜ᴗ◝)一安心♪
焼き鳥の味は忘れましたが美味しかったと思います。
ムードがなくて安心したのも束の間、普通の話をしてるのに無理やり何度も下ネタに話を持ってくる年下くん。さすがにキモイと思い始めました。
気付いてない振りして全部スルーしてたけど( ◜ᴗ◝)
無理やりすぎて不自然だし、必死過ぎて引きまくり。
もうとっくに僅かな希望もなくなってたけど(彼はヤリモクじゃないって)、これで完全にヤリモク認定。
あと自慢話が多かった。
実家の庭が広くて、塀の周りをまわるだけでも距離があるから犬飼ってたときはそこをぐるぐるまわって散歩してたんだ。
なんだそれ?( ◜ᴗ◝)そんなの自慢になんないよ。笑
そうなんだぁ。
でも、毎日同じ景色じゃ犬も飽きちゃうんじゃない?ちょっと可哀想かも。
自慢はスルーして犬の気持ちを代弁してあげました。あと、これは出会った頃からでしたが
僕、大学医院出てるから〇〇なんだよね。
と、やたら言ってくる。笑
最初は気になりませんでしたが、出会ってから短い間なのに何回も聞かされてなんか残念な人だなぁ〜って思っていました。
移動
食事が終わって少し街を歩くことに。歩き始めて年下くんが
手繋ごう(^^)
と言って手を差し出してきました。
でも、もうヤリモク確定だし手繋ぎたくないと思ったので
今日はいいよ。(繋がないという意味)
ご馳走様でした。焼き鳥美味しかったね( ◜ᴗ◝)
と言いました。すると年下くんが
え、繋がないの?
うん。
でも、毎回ご馳走してくれてありがとう( ◜ᴗ◝)
じゃあ、お礼に手繋いでよ(^^)
と、また手を差し出す年下くん。
え?( ;◜ᴗ◝)
あまりにも自然な流れといつもご馳走してもらっている手前、断れずに繋いでしまいました…。
そして手を繋ぐと
お腹いっぱいになった?(^^)
うん。なったよ。
ほんと?どれどれ…(^^)ノ
そう言って彼は私のコートをかき分けてお腹を触ってきました!!
まじでキモイ!( ´;゚;ё;゚;)
え!触らないでよ〜(^^;
キモイと思いながも笑顔で対応。
だけどもう一回触ってこようとした為、また同じ感じで拒否しました。
ほんとキモいし絶賛大量ニキビだらけのこんな私にいこうとしてるの凄いな!
初めて出会ったときからこの肌の状態ならまだ分かるけど、2回目のデートで急にこんななっちゃったのに、ある意味心が広いのか…笑
私はコンプレックスに感じてるのに。
…まぁ、でも所詮ヤリモク。ただの性欲オバケなだけだと思うけど( ;⚭-⚭)
その後はゲームセンター行ったりしながら散策。基本的に道に詳しい年下くん主導で歩いていました。
そして気が付くと、人気が無さそうな暗い道にどんどん入っていることに気付きました。
えっ!どこ行くの?
はぴさんともう少し一緒にいたいなぁって思って…。
ホテルなら行かないよ。
私遊び人は無理だって言ってたじゃん。
私は争いごとが嫌なのでこういうときは感情的にならず、いつもと同じトーンで話します。
…。
言ってなかったんだけど、実はいま出張でこっちに来てるんだけどもう〇〇県に帰らないといけなくて…。
だから最後にはぴさんと一緒にいたいなぁって思って。
明らかな嘘を言い始めた!笑
私はこんな嘘に騙されない。( ◜ᴗ◝)
そうなんだぁ。
でも、私は付き合ってない人とはホテルには行かないよ( ◜ᴗ◝)
え…。
最後ずっと仕事が忙しくて大変で、やっと今日休めたし…。
こんなことを言う年下くん。
だけど今まで数々の適当な言動がありすぎてつい、ツッコんでしまった!
え、だってなんか嘘っぽいじゃん( ◜ᴗ◝)笑
すると年下くんは…
はぁ?
今まで見たことがない怖い真顔をした年下くんがそう言った。
えっ…、怖い。豹変した。
DVする人みたい。
実は今回会う前に年下くんはDV気質なんじゃないかと思うことがありました。
前回の記事に、LINEで年下くんの発言が本当なら無理かもと思うことがあった。と書いたあれです。
年下くんがふざけて往復ビンタの刑とか言い出したので(子供でもあるまいし普通こんなこと言わないなと思って)、話の流れで会社の人に手を上げたりしてないか聞いたら
ん?( ^ω^ )
と返ってきたので、「手を出す人無理なんだけど」と言ったら「冗談だよ( ^ω^ )笑」って返ってきた。そんなことがあったのです。
なので、今回年下くんの反応でやっぱりそうだったんだって思いました。
話は戻りますが、人気も無さそうなこんな場所で変なことを言ったら何をされるか分からない。
私はその真顔を見なかったことにして
そうだよね、お仕事忙しそうだったもんね。
大変なお仕事だよね( ◜ᴗ◝)
と言いました。
すると年下くんは
…うん。
ほんと大変なんだよね。
だから最後はぴさんと思い出作りたいなって思って…。
ごめん。
さっきも言ったけど私は付き合ってない人とは無理なんだぁ。
……。
うーん、……そっか…。
……手、離して貰ってもいい?
…あ、うん。
やったああぁー!( ◜ᴗ◝)
解放された!
そして駅まで一緒に歩いて帰りました。
私はふと、疑問に思ったことを聞いてみた。
年下くんって本気で誰かを好きになったことあるの?
あるよ!本気で好きになったこと。
あるんだ!意外だった。
遊び人の人が本気になる人とならない人の違いってなんだろう?
騙されそうな人、すぐにやれそうな人なら分かるけど、私なんて最初から遊び人は興味ないって言ってるのに。
駅に到着
最後にもう一度年下くんが言った。
…本当に今日帰っちゃうの?
うん( ◜ᴗ◝)
えっ…、はぴさんって本当に普段遊んでないの?
はぴさんが分からない!!(^^;)
遊んでないよ!笑
そもそも私遊び人無理だって言ってるじゃん。
そこまで言われると私って遊んでるように見えるのか心配になるんですけど。
押せばヤレると思われてたんだろうけど。
お仕事大変だと思うけど頑張ってね!元気でね( ◜ᴗ◝)←最後まで設定を守ってあげた
うん!
はぴさんも元気でね(^^)
そう言って年下くんは私の頭をポンポンした。
最後まで女の子の喜ぶことをしてくるね( ◜ᴗ◝)
そしてキャリーバッグを引きながら年下くんは実家に帰っていきました。
年下くんを背にして歩きながら私は…
泣きました。笑
ヤリモクだったしあんなに気持ち悪いって思ったりもしたけど、僅かな希望を胸に会いに行ったところもあったし、ヤリモク全開な気持ち悪いところを除けば女の子の喜ぶことをたくさんしてくれる楽しいデートだったので気付かないうちに少しだけ惹かれている部分があったのかもしれません。
ヤリモクとデートをしたのが初めてだったので、怖い思いをしたし裏切られたようなショックもあったのかもしれません。
そう言えば、年下くんとの1回目のデートは私そんなに乗り気ではなかったんですよね。
用事ついでのデートだったし、メイクもいつもより手を抜いてたし。
それなのに理由はどうあれ最後泣くことになるなんて。笑
思い返してみれば、この頃は私も意思が弱いところがあったりして自分の言動にも悪いところあったなぁと反省する点はありました。
だけど、ヤリモクと出会ったのは初めてだったし仕方なかったかなとも思ったり。
とにかく、自分の意思を尊重できたのは何よりもよかったと思いました。
なので婚活・恋活をしているみなさん、出会いの場には年下くんみたいな人も紛れているので気をつけてください。
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