前回は剥脱性口唇炎についてお話しました。
今回は、私が長年やっている自己流の剥脱性口唇炎の皮をきれいにはがすやり方を紹介します。
剥脱性口唇炎になってから
前回の記事でもお話しましたが、私は思い当たるきっかけがとくになく、最初の頃は唇が一時的に荒れただけだと思っていました。
リップクリームも常に持ち歩いて塗っていたので疑問に思いながら、自分なりに対処法を見つけていました。
よく、口呼吸が原因のひとつとして挙げられますが、私は寝ている時も鼻の呼吸です。←
剥脱性口唇炎になり色々調べて気付いたことは、痛みや黄色い皮になったことがないことから、私はおそらく軽度な方だということです。
私の症状
・唇の皮が硬くなり、ガサガサする
・時間が経つと唇に白い膜のようなものがつく
・リップを塗ってもすぐ乾く
・リップを塗らないと笑ったときに唇がピッと切れて血が出る(地味に痛い)
・カレーなどを食べると皮がうっすら黄色くなる
改善するために試したこと (試行錯誤期)
この頃は、個人ブログや雑誌などのクチコミを参考にしながら自分で色々と試していました。
ネットの情報やSNSは今より充実してなかったので、今思えば同じようなありきたりな情報が多かったような気がします。
今まで使っていたリップの使用を中止し、違うリップに変えた
使っていたリップクリームと保湿力
【保湿力】
弱い | ・資生堂 ウォーターインリップ (スティック) ・資生堂 ウォーターインリップ(チューブ) ・メンソレータム ウォーターリップ ・メーソレータム リップスティックXD ・ニベア ディープモイスチャー・その他 名前が分からないリップ数本 |
普通 | ・DHC 薬用リップクリーム ・ユリアージュ モイストリップ |
良い | ・よーじや ゆず艶や |
※これはあくまで私が感じた保湿力です。
だいたい使った順に並べています。
DHCやユリアージュはクチコミが良かったので使いましたが、他の安いリップと比べると少し保湿力があるくらいで、私にはあまり効果は感じられませんでした。
このなかでは、「よーじや ゆず艶や」が一番保湿力がありました。
ゆず艶やは指で塗るタイプで、ゆずの香りがさわやかで使う度に癒されてました。
わざわざフタを開けて香りを嗅いだりしていました。(笑)
グロスを塗って目立たなくさせる
グロスを塗ると、皮むけを目立ちにくくさせる効果があったのでよく使っていました。
リップよりも視覚的保湿力があったので、ガサガサ唇はグロスのツヤツヤで目立たなくなります。
リップよりも塗り直し頻度は減りますが、時間が経つと唇の内側の皮の境目や端に白い膜のようなものがたまります。(リップのときもなります)
何で白くなってしまうんでしょうかね?
未だに気になる謎です。
はちみつパック
はちみつパックは試したことのある方も多いと思います。
材料も少なく、やり方はシンプルでとっても簡単!
【用意するもの】
・ハチミツ(唇に塗る量だけ)
・唇より少し大きくカットしたラップ
【やり方】
はちみつを唇に塗り、ラップで5~10分程度保護するだけ!
はちみつには「保湿効果」と古い角質をとる「ピーリング効果」があると言われています。
評判が良いので期待したのですが、私の場合パック後は少し潤いましたがすぐに元のカサカサ唇に戻ってしまいました。
その後、何度かチャレンジしましたが結果は変わりませんでした。
あえて何もしない
開き直ってあえて何もしないことにしました。
普段はリップを塗るところ、何も塗らないで過ごしました。
皮が向け終わり新しい皮ができる
→これを何回も繰り返す
そのうちむける皮の面積が小さくなってくるのではないだろうか。
こんな根拠の無いことを2週間試しました。
もちろん、何も変わらず終わりました(笑)
改善するために試したこと (発見!)
色々なものを試しても全く改善されず困っていましたが、ついに!!
剥脱性口唇炎の皮を綺麗に剥せる方法を見つけました!
それは‥
〇〇〇クリームを塗る!
ユースキンaハンドクリームを塗って寝ることです。
私は昔から、寝る前にユースキンaハンドクリームを使っていました。
ある日、何気なく見たパッケージに
ひび・あかぎれ・しもやけに効くと書いてあり、唇も潤うのではないかと思い試してみることにしました。
塗り方はハンドクリームと同じで寝る前に患部に塗るだけです。
コツはすり込むのではなく、指で少し多めにとり唇の皮を隠すようにちょんちょんと満遍なく塗っていきます。
あとは一晩寝るだけです。
すると‥
朝起きるとクリームはかなり水分を失われている状態ですが、ティッシュで拭き取ると
ペロンと綺麗に皮が全部むけます。
向けた後の唇はツルツルしていて、
見た目は普通の唇です。
私は10年以上、そしてつい最近までこの方法でほぼ毎日皮をとっていました。
皮をとった後は口紅やグロスなど普通に使えますが、根本的な治療をした訳ではないので、やはり乾燥しやすいです。
夜になって唇を触ってみると、新しい皮がうっすら硬くできてきているのが分かります。
ですが、カサカサした唇のストレスから解放されたので発見したときはとても嬉しかったです。
長い年月をかけて変わったこと
毎日ユースキンを塗って寝る生活を10年以上かけた結果、変わったことがありました。
・むける皮の面積が小さくなった
・一晩ユースキンを塗らないで寝た日があっても少し唇が硬いくらいで済むようになった。(見た目は普通)
私はユースキンを塗った翌朝の唇や、むけた皮をよく観察していました。
向ける皮の量や面積、皮の厚さが薄くなったりと、確実に昔よりも皮むけがマシになりました。
まとめ
今回は私が、剥脱性口唇炎になってから改善策が生まれるまでをお話ししました。
少しでも悩んでいる誰かのお役に立てればという思いで書きましたが、今回紹介したことはあくまで私が改善した方法を紹介しています。
症状や改善策は十人十色なので、誰にでも効果がある訳ではありません。
また、試すのであれば自己責任でお願いします。
紹介しておいてあれですが、私は現在この改善策はやっておりません。
さらに自分に合ったケアを数ヶ月前に見つけたのでそちらのケアをしています。
その記事も今後書いていきたいと思います。
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