唇の皮むけがずっと治らない‥。
こんな症状がある方いませんか?
もしかしたら剥脱性口唇炎(剥離性口唇炎)かもしれません。
剥脱性口唇炎とは?
剥脱性口唇炎とは、唇のターンオーバーが急速に進み唇の皮や黄褐色のかさぶたが繰り返しむける症状のことを言います。
唇を頻繁になめても発症することから「舌なめずり口唇炎」と呼ばれることもあります。
乾燥している冬や、ビタミン不足(B2、B6)、精神的ストレスから発症すると言われています。
しかし、はっきりとした原因は未だに分かっておらず、とても厄介な口唇炎です。
症状
・唇の皮むけ(硬く乾燥した皮)
・黄褐色のかさぶたができる
・カサつき、ひび割れ
・赤く腫れる
・ヒリヒリした痛み
・大きく口を開けたり、笑うとピッと切れて血が出る
※症状には個人差があります。
硬くひび割れた皮は、何日かかけてはがれます。はがれた後の唇は綺麗ですが
そんなの少しの間しか持ちません。
そして、最悪なことにまたすぐに硬い皮ができ始めるのです。
無限ループです。
私は発症して約15年
私がこのやっかいな口唇炎を発症したのは約15年前になります。
きっかけは覚えていませんが、最初はずっと
ただの唇の荒れだと思っていました。
今まで使っていたリップクリームを塗ってもすぐに乾くようになり、唇の皮もガサガサするようになりました。
リップが合わなくなったのだと思い、何度も別のリップに買い替えましたが改善されず‥
値段が高くてクチコミの良いリップを使ってもダメでした。
「これはだだの皮むけじゃない!」 と思い、インターネットで検索してみると
「剥脱性口唇炎」という聞きなれない言葉が出てきました。
画像を見ると私と似た症状の画像がたくさん !
私は黄色っぽい皮になった事がなく、痛みもないので軽度な方だということも分かりました。
病名は分かりましたが、唇の皮がむけるというシンプルなことで、まさかこんなに長く悩まされるとは思っていませんでした。
きっかけが不明な人も多い!?
剥脱性口唇炎について調べていると、発症した人の多く(子供以外)は、ストレスがきっかけで発症した人と、思い当たるきっかけがとくにない人に多いように思えます。
私も前述の通り、思い当たる原因は何も浮かびませんでした。
きっかけが分からないとやっかいなのが
一時的に唇が荒れただけと思ってしまうことです。
なので、最初のうちはすぐ治る・そのうち治ると思い、まさか治療が必要だったり、なかなか治りにくいものだとは思わないのです。
治療法
・ステロイド
・ワセリン(プロペト)
・漢方
・光線治療(エキシマレーザー、ナローバンドUVB)
上記のなかで効果があったという声が多いのは、光線治療やステロイドです。
とは言っても、ステロイドは効果がなかったという人や、やめたらまた復活してしまったという人もいるので、はやり人によって効果に差があるようです。
私もそうですが、なかには自己流で改善方法を編み出して実践している人もいます。
「脱保湿」が有名ですね。
続編記事では、私が剥脱性口唇炎になってから現在まで、どんな風に対処してきたのか紹介していきたいと思います。
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